看護の小論文の採点(2022)

こんにちは、新宿看護アカデミーです。

今日は曇りと雨の予報ですが、気温は30℃くらいまで上がるようです。

さて、今週金曜日から昼間部は小論文の講義が始まります。(国語の授業後)

採点内容や採点の際の基準、どこを見ているかなどは、(1例として)

表記については、

段落構成は適切か?

文体は統一されているか?

原稿用紙の使い方は適切か?

漢字、当て字、送りがなの使い方は適切か

指定の文字数内で書けているか?(1200字ならそれ以内、そのうち何%書けているかも評価に影響します。)

、、、などなど

内容については、

課題やテーマに沿った内容か?(理解度)

自分の主張が述べられているか?

説得力があるか(論理立て、客観性、)

などなど、、

となります。

最初からうまく書けるわけではないので、書いてみて⇨改善点を見つけ

の繰り返しで上手くなっていきます☆☆☆

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2022年の小論文の授業は、

昼間部 6/24(金)、7/1(金)、7/8(金)の15:45~16:30となります。

夜間部 7/8(金)の通常授業の時間となります。

小論文は看護の一般入試、推薦入試、社会人入試で必要な学校があるので、在校生で必要な方は受講してください☆

新宿看護アカデミーでは、小論文の添削は何度でも無料です。

書き方の基本をある程度おさえたら、自分なりの文章を書いていきましょう☆

過去の小論文について紹介したものは以下参考に。

小論文

小論文について

小論文も練習して上手くなる

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〜お知らせ〜

6月からの編入学を検討されている方は、個別に説明をおこなっています。
授業のこと、受験のことなど、お気軽にお問い合わせ(03-5332-7501)ください☆

また資料請求は、ホームページからできます。⇨コチラ(ホームページの資料請求に飛びます)

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4.学科・小論文・面接・願書(社会人向け)

ーーーー社会人の方(社会人 、パート・アルバイト、 主婦、大学生の方など)ーーーー

新宿看護アカデミーでは毎年、社会人の方の多くが無事に合格しています☆

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『学科試験』

入学試験問題は受験する学校ごとに違うものですが、まず基礎的な学力をつけておくことが大事です。勉強して学力を上げていくことはとても時間のかかることですが、腰を据えてじっくり取り組んでほしいと思います。応用問題も基礎の上にあります。学科試験は、一般入試を受ける場合と1部の社会人入試でも必要になってきます☆

『小論文

小論文は主に社会人入試で必要な科目です。(一般入試でも聖路加国際大、慶應大、防衛医科大、JR高等看護学院や東京警察病院看護専門学校などで必要)

小論文のテーマは何が出るかは多岐にわたります。小論文では、学科試験のように正解があってそれを答えるというより、その人の考えや意見をまとめて伝える力を見たいと思っています。ですのでテーマが重要というよりは(テーマを通して)あなたの考え、そして、まとめて伝える力を見ています。

小論文のテーマで多いのは社会生活、人間関係です。そして、小論文がうまくなるためには(テーマはなんでもよいですから)まず練習して書いてみることが大事です。初めはうまく考えがまとまらず伝わらないものですが、何度も書いて(そして添削してもらうことによって)、徐々にうまくなっていくのが分かると思います。

新宿看護アカデミーでは小論文の授業、また過去問の出題テーマでの練習をしています。過去問が一切非公表の学校については課題テーマをこちらで用意して練習しています。

小論文のテーマの例としては、

「患者と医療従事者のコミュニケーションについて」(聖路加国際大)

「無理解な人と理解のある人」(東京女子医大)

「五輪開催に必要なこころ構え」(聖マリアンナ医科大看護専門学校)

「人との関わり合いについて」(JR東京総合病院高等看護学園)

都立看護専門学校の社会人入試では課題文(記事からの抜粋)の要約と自分の考えを述べる、また学校によってはグラフからの考察を述べる、などもあります。

『過去問』

過去問は学校ごとの出題傾向や出題の量を見るという点が有用で授業でもよくとりあげています。

そして基本的に前年度と同じ問題は出ませんので過去問だけの対策はおすすめしません。

学校によっては、毎年定番となっている(例えば食塩水の問題)もあります。その場合には集中的に対策をしておくことは有効です。

注意しなければいけなのは出題者(問題作成者)が変わると、問題量や難易度などもガラリと変わることがあるので頼り過ぎず、参考程度がいいかと思います。(出題者が同じでも出題傾向や出題の量が変わることもあります。)

新宿看護アカデミーでは多くの入試過去問を自由に閲覧・コピーすることができます。

願書』

書き方のルール、中身については重要な部分なので1人ひとりの背景に合わせて、添削やより良くなるようアドバイスなども行っています。

看護の入試では願書に「志望理由」を書いて提出することが多いです。志望理由は、「看護師の志望理由」と「学校の志望理由」の2つがあります。特に看護師の志望理由は重要になってきます。

面接』

面接練習も行っています。学校ごとの過去の面接事例のリストもあります。

聞かれたことに対して、「言いたいことが自分の言葉として言えるよう」練習、アドバイスをしています☆

面接は看護専門学校ではほぼ全て、看護大学でも半数以上であります。面接官2~4人 面接時間10分~20分が一般的です。特徴のある学校についてはそれらをお伝えしています。

面接の際に聞かれる内容としては、看護師志望理由については定番ですが、社会人の方の場合は、その経験について聞かれます。また願書に書いたこともベースにして面接が行われるので発言する内容に矛盾のないように気をつけておきます。

また、聞かれることは看護師志望動機以外にも多岐に渡りますので、そのための準備をします。

面接練習については、受験校に合わせて過去にその学校で聞かれたことを中心に実施しています。

また前職が医療系(医療事務、看護助手、介護)とは関係なくても心配は要りません。看護学校への入学に大きく影響するのは、見ている限り看護師になりたい気持ちや動機があるかが合格の大きな要素だと感じます。

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新宿看護アカデミーでは個別説明も随時行っています。(TEL:03-5332-7501)

0.看護を目指す方(社会人向け)

1.入学試験の種類(社会人向け)

2.入学試験の科目(社会人向け)

3.国、英、数、生ついて(社会人向け)

4.学科・小論文・面接・願書(社会人向け)

5.どこを受けるか?(社会人向け)

小論文について

看護学校を受験する場合は、学校によっては入試科目に小論文があります。

看護専門学校の場合は、一般入試ならおよそ30%の学校で必要で、推薦・社会人入試ならおよそ60%の学校で必要になってきます。都立の場合は一般入試では必要なく、社会人・推薦入試では小論文が必要です。JR、東京警察病院では一般入試でも必要になってきます。

看護大学受験の場合は、一般入試なら15%程度の学校で必要で、推薦・社会人入試なら70%ほどの学校で必要になってきます。一般入試で小論文が必要な大学はそんなに多くはありませんが、主だったところでは、聖路加国際大学、北里大学、慶應義塾大学等が挙げられます。

小論文について、「何が出るか」「どんなテーマ」がでるか気になっていると思います。

過去の例として、

◆都立看護専門学校(社会人) 「コミュニケーションのあり方」 

◆慈恵第三看護専門学校(推薦) 「生徒が自分の教室を清掃することについて」

◆JR東京総合病院高等看護学園(一般) 「失敗と成功について」 「看護師を目指すことへの自己責任について」

◆聖マリアンナ医科大学看護専門学校(一般) 「オリンピック開催について」

◆さいたま市立高等看護学院 課題分を読み、自分でタイトルをつけて考えを述べる。

◉東京医科大学(推薦)新聞記事「高校の保健体育の教科書に精神疾患についての内容が含まれることについて」

◉杏林大学(総合型選抜)マザーテレサの英文を読み 要約と自分の意見を述べる

◉聖路加国際大学(一般入試)「患者と医療従事者のコミュニケーションについて」

◉東京女子医科大学(推薦) 文章を読み、’理解のある人と無理解な人’の違いについて述べる

◉東邦大学(推薦)課題分を読み、要約と抜粋、自分の意見を述べる

何が出るかは多岐にわたりますが、看護の小論文のテーマとして多いのは【医療に関すること】、【人や社会生活に関わること】、【最近のニュース】などです。


看護の小論文では、学科のように正解はないですが、文章を通してその人の考えや主張、人間性看護師としての適性を見たいと思っています。
テーマについては、”知っているか知らないか”のようなもの(知っていれば書ける)はほとんどなく、多いのが社会生活、人間関係、医療関係という枠に収まるテーマがほとんどです。

小論文は苦手という方も意多いですが、合格するための小論文のためには(テーマはなんでもよいですから)まず練習して書いてみましょう。初めはうまく考えがまとまらず伝わらないものですが、何度も書いて(そして添削してもらうことによって)、徐々に”書ける”ようになってくると思います。

また字数・時間についてですが、学校ごとに大きな変化はなく多くの学校で600字~800字で50分~60分となっています(都立看護の社会人入試は90分 1200字)

新宿看護アカデミーでも、合格するための「小論文の書き方講座」の他、過去問の出題テーマで練習もしますし、過去問が一切非公表の学校については課題テーマをこちらで用意して練習しています★

最後に、小論文や自己推薦書などでは、「指定の字数の何%(例えば80%)に達しない場合は採点しません」などあるので注意しましょう

また、「看護の小論文」に限らず、「小論文」として
●段落構成●文体(です、ます、など)●言葉の使い方が正しいか(若者言葉、外来語)●課題・テーマへの理解度●自分の主張が述べられているか
などなども大事です