こんにちは、新宿看護アカデミーです。
今日も晴れ間が覗いていますね。しかし気温が高くて蒸し暑いです。
さて、今日は「偏差値」についてです。
偏差値は低いよりは高い方がいいのはなんとなく知っているけど、それがどのくらいなのか知らない人も多いと思います。偏差値が50は普通かな、という認識を持っているひとは多いとおもいます。具体的に偏差値と順位については、
100人中50位だと⇒偏差値50
100人中16位だと⇒偏差値60
100人中2,3位だと⇒偏差値70
また、
100人中84位だと⇒偏差値40
100人中97、98位だと⇒偏差値30
という風になっています。
この時期は模試などで「偏差値」を目にする機会が多いと思いますので、紹介しました。
ここからは、少し?結構?難しい話になりますが、個人の偏差値の求め方は、データの平均値と標準偏差(分散でもいいです。要はデータのばらつき具合を表します。)の2つから定義され、求めることができます。また、得られるデータが釣鐘型(山のような形、正規分布という)であるということを前提としています。
例えば、あるクラスで数学のテストを行った所、平均点が60点、標準偏差が10点だったとします。(データは正規分布になる前提です)
今、A君の点数が80点の時の偏差値は、
(80点-平均点の60点)=20点 この20点を標準偏差10点で割り20/10=2とだします。
この2を×10して20とします。これに50を足して、偏差値70となります。
…と書くと難しいのですが、
偏差値は、自分の点数が平均点と比べて、標準偏差の何個分離れているかで計算されます。平均点と比べて30点よくて、標準偏差が15なら、標準偏差2個分。
その2個分に10をかけて、50を足したのが「偏差値」となります。