こんにちは、新宿看護アカデミーです。
今日は風の強い1日になりましたね。
さて、おすすめの本7番目は「絵はがきにされた少年」著:藤原章生

鉱山技師を経験後、毎日新聞社に入社し特派員になった著者。南アフリカ共和国やルワンダ、アンゴラなどで出会った様々な人々から感じた南アフリカの実態をオムニバス形式でまとめた作品です。(ノンフィクション作品)
オムニバス形式なのでどこからでも読むことができます。”助けること”は無償のようでいて様々な問題をはらむ。暗に見返りを求めたり、またそこには目に見えない依存関係、従属関係が隠れていたり。こういった問題は気持ちの問題でどうにかならず、構造的に現れてしまう避けるのが難しい現象なのかな、など考えさせられました。そんな援助にまつわる色々な問題点についても著者の実体験、通して考えさせてくれます。読みやすい文章です⭐️