こんにちは、新宿看護アカデミーです。
今日は、看護を目指す方へのおすすめの本の2冊目です。
「看護の力」著:川嶋みどり
です。
以前紹介した「看護師という生き方」著:宮子あずさ(看護を目指す方へのおすすめの本1)
では、1人の看護師の方のリアルな仕事の日常について書かれた本でした。
今回紹介する「看護の力」は、看護の歴史について、看護師という職業はどういうものなのか、なにができるのか、また介護との関わり、違い、これから未来の看護の役割についてなどが書かれています。これだけだと抽象的で読みにくいと思われるかもしれませんが、看護師歴60年以上の著者の実際の経験に裏打ちされた文章で、読みにくさはありません。文章も難しい言葉は使われていません。「看護」について「看護」とはどういうものか、網羅的に全体像を把握できると思います。幅広く書かれていると同時に、わかりやすい文章でありつつも深くも掘り下げられています。前回紹介した本が具体的だとしたら、今回紹介しました本は、「看護」の理念、その道を進む方のベースになる知が得られるのかなと思います。これから看護の道に進む方なら読んでおいて損はないと思います!