こんにちは、新宿看護アカデミーです。
3月中旬なのにまだ寒い日が続きますね。
今回は看護大学と他の大学との違いについてです。これから看護系大学、短大、専門学校を目指す際にスタートでつまずかないように、どこが違うのか少し知っておきましょう。
まず入学試験に関してですが、看護の場合、①学科試験のほかに2次試験として面接・ディスカッション等がある所が多いです。普通の大学は学科試験のみで合否が決まるのが通常ですね。看護系が面接を行うのは看護師の適性を入学時にみるためですね。(学校ごとに聞かれる内容、時間、人数が違うので対策は必要です。)また小論文を試験に課す学校も多くあります。
そして願書の提出の際も②看護師志望理由、長所・短所等を書いて提出する看護大学が多いです。これは調査書、面接エントリーカードなどの名前になっていることもありますが書く内容は同様です。
入試の構成としては、面接、願書のほかに学科試験があります。では学科試験の内容・難易度は例えば早稲田大学等と同じなのでしょうか?看護大学の場合、首都大学など難関国公立ですとセンターレベルが必要ですが、聖路加国際看護大学など難関私立ですともう少し易しいレベルになります。看護系の難関私立と言われる大学の偏差値は、大学全体の中では偏差値60位になるかと思います。③学科試験の内容についても医療系にからめて出題されることもあるのが特徴です。(英語だと医療系の記事、単語、国語の場合は看護の視点を入れての意見をのべよ等、数学の場合は絶対値、食塩水の濃度等)難易度も偏差値~60くらいになるのでその難易度に合わせた学習が必要になってきます。
ここまでは学校に入ることについて書きましたが、看護大学に入学してからも普通の大学とは異なる学生生活が待っています。それは④病院等への実習があることです。多くの看護大学ではその母体となる病院(杏林大学なら杏林大学病院、日赤看護大学なら日赤医療センター等)への実習が行われます。そして卒業時に⑤看護師国家試験があります。 国家試験に無事合格できれば、学校によっても変わってきますが看護大学ですと多くの学生が実習先等となった病院に就職します。ですので受験する際には、卒業後の就職まである程度見据えて志望大学を考えることが大事ですね。(看護専門学校の場合は、入学⇒提携先の病院へ実習⇒就職の流れが大学に比べてもっと強いです)また私立看護大学の学費については初年度約200万ほどになりますね。
実際どこの学校を志望するかは早い人だともう決まっている人もいるかもしれませんが夏~徐々に意識していけばいいかなと思います。また多くの看護大学、専門学校で夏の期間に学校説明会を行っていますので気になるところは見に行きましょう!!