こんにちは、新宿看護アカデミーです。
都立は学費が安く、都内に7校あるため、高校生、浪人生、社会人と18歳~40歳以上の方まで幅広く人気があります。
本学でも毎年受験される方がいて過去問は授業でも取り上げたり、10年分以上の過去問でも閲覧できるようになっています。
今回はそんな都立看護専門学校の問題(過去問)の難易度についてです。目指されている受験生の中にはなんとなく他の専門学校に比べると手ごわいイメージの印象の方も多いのではないでしょうか?
難易度は、数学の場合、
かなり難しい1~2割、やや難しい~標準7割、優しい1割くらいの印象です。全体としてはけっして難しすぎるレベルではないですが、、、
45分間で独立した20題ですので、まともに解きにいこうとすると時間が足りないといえます。実際10題を解いたところで試験時間が終了して残りはもう、カンとか適当にマークシートをつけてしまっている人もいると思います。だいたい40~50点くらいは得点できるけど、運がいいときだと60点、運が悪いときだと30点くらいで毎回バラバラという方もいたりします。
70点~90点を安定的に得点できるためには、でそうな範囲を把握して、短時間で解ける(いきなり解答にたどり着ける)パターンをどれだけ用意して使えるかがカギになってきます(これは都立に限らずですが)。例えば、
都立、今年の問4目
『 |2x-3|≦5 を満たす整数xの個数は? 』の場合、
-5≦2x-3≦5 ⇒ -2≦2x≦8 ⇒ -1≦x≦4 ⇒ 整数は6個
となり、30秒もかからず答えにたどりつけるようになります。
(絶対値の定義に基づいて場合分けをしていたのでは間に合いません…。)
他にも、平行移動、対象移動、正四面体の体積、円柱とそれに内接する球の体積比、cos15°の値は? などなど…
公式にはなっていないけど、よくでるから短時間で解答にたどり着けるパターンを身につける。メリットは
◆時間が短縮できる ◆計算ミスがおきない(途中式がないので) ◆ほかの考える問題に時間を割り振れる
そうすれば都立に限らず70~90点まで得点できるようになると思います。