都立看護専門学校、社会人入試の対策

みなさん、こんにちは、新宿看護アカデミーです。

今回は都立看護専門学校社会人入試についてです。例年10月の初めころに試験があり、平成29年度入試は10月2日になります。(推薦入試は10月21日、一般入試は1月22日)

都立看護専門学校は都内7校あります、北多摩のみ入学定員120名、ほか6校は80名です。そのうち社会人入試は入学定員の20~30%です。

入試までの流れは例年通り、出願書類提出⇒一次試験(小論文1200字90分)⇒二次試験(面接、一次試験合格者のみ)です。

おおきな変更点が1つあります。それは自己推薦書について以前は1200字でしたが、400字以内でそれぞれ以下の内容(①~③)を提出となりました。

①今までどのような分野でどのようなことに力を入れてきたか及びその理由

②人生において達成感を感じた経験についてその時の状況、場面、行動

③なぜ看護師を目指しているのか

※合格した場合は辞退ができませんので注意してください。

※過去問は配布ではなく東京都福祉保健局のHPよりダウンロードになりました。

看護の入試、数Ⅰ以外からも実は出題されている?

こんにちは、新宿看護アカデミーです。

看護医療系学校の受験では試験科目に数学がある学校がありますね。特に専門学校では多くの学校で数学Ⅰまたは数学Ⅰ・Aが必要な学校があります。

範囲としては高校1年生の内容で主に2次関数、3角比がメインとなっています。(他、絶対値やデータの分析もありますね。)さて、実際の入試の場合、この範囲以外からは出題されることはないのでしょうか?結論からいいますと、あります。

一例をあげると食塩水の濃度の問題(もちろん砂糖水でも同じです)などです。これは毎年必ず出ている専門学校もあります。他、速さ/時間/距離の問題もありますね。ではなぜ出るのでしょうか?それは高校の数学Ⅰや数学I・Aは中学校で習った数学の基礎の上に成り立っているからです。中学校の数学(たとえばピタゴラスの定理)の上に高校の数学(たとえば余弦定理)もあります。ですので中学校の数学の範囲と思われる問題も出す学校もあります。

では中学校の数学からすべての範囲を復習していかなければならないかというとそうでもなくて、だいたいその中で出る範囲、種類は決まっていますのでそこだけを重点的に押さえておけばよいかと思います。そしてメインはもちろん高校の数学ⅠやⅠ・Aです。

※学校によっては試験科目が「数学Ⅰ、Ⅰ・A」ではなく「基礎数学」という表記の学校もありますが、実質的には「数学Ⅰ、Ⅰ・A」と思っていただいて大丈夫です。「基礎数学」という表現にしたのは、いちおう中学校の範囲も試験範囲だよという配慮で書かれています。

看護受験、学科と面接どちらが重要?

こんにちは、新宿看護アカデミーです。多くの看護学校の受験では1次試験は学科試験、2次試験は面接を実施しています。まずは学科試験を重視していることになります。学科試験も面接も同時に実施する学校もありますが、学科試験は点数付けで受験者全員の順位が分かります。面接試験は点数付けをする学校は少なく、A,B,C(またはD)評価になります(30点満点の学校も中にはあります)。面接でC評価だと学科試験で上位でも不合格になることがあります。面接でC評価になるのは看護師の志望理由がはっきりしない、高校の欠席日数が多く理由がはっきりしない、ディスカッションで協調性を欠く等があります。学科試験で上位の点数を取り、面接ではAまたはBを取れると有利です。

都立の問題、国語はこれが出る!

こんにちは、新宿看護アカデミーです。都立看護専門学校の一般入試は国語総合で内容としては現代文のみ、つまり古文、漢文は出題されません。試験時間は他の教科の英語、数学と同じで45分20題(20題×5点=100点)です。例年大問3題で各小問6~7題です。各問5択から1題正解を選ぶので漢字の書き取りは出題されませんが、漢字の読み書きに関する問題は出題されます。また長文のテーマは詩、俳句に関するものや、文化、科学、経済、産業、歴史など多岐にわたります。何がでるかわかりませんので、日ごろから新聞、読書などで地力をつけておく必要があります。英語については、都立の問題、英語はこれがでる! 数学については、都立の問題、数学はこれがでる! を参照してください。

都立の問題、英語はこれがでる!

こんにちは、新宿看護アカデミーです。今回は都立看護専門学校の英語について少し書きます。都立の場合は受験科目は数学、英語、国語と3科目あり、英語については試験時間45分で20題になります。ここ数年の傾向として大問4題、小問各5題の構成で計20題が出題されています(20題×5点=100点)。何が出題されるかですが、大問1番は毎年会話文が出題されています。また、大問2番~4番は主に長文が出題されています。会話文は標準的なレベルの問題ですが、長文については、注釈は割とありますがやや難しい単語があります。単語の意味が分からないと長文を読み進めていくことが困難です。ですので普段から語彙の数を増やしておくのが合格点をとる必要条件になります。

国語については、都立の問題、国語はこれがでる! 数学については、都立の問題、数学はこれがでる! を参照してください。

 

 

都立の問題、数学はこれがでる

こんにちは、新宿看護アカデミーです。今回は都立看護専門学校の数学について少し書きます。都立の場合は受験科目は数学、英語、国語と3科目あり、数学については試験時間45分で20題、出題範囲は数学Ⅰのみになります。出題範囲をもう少し詳しく見ると、平成27年度入試より新課程入試になりデータの分析、集合が加わりました。それぞれ2題ずつ出題されています。そのほか方程式、不等式、2次関数、3角比の分野からよく出題されます。ほかの看護専門学校に比べると都立の数学は独立した問題20題を45分で解くので1題解くのに2~3分しか時間をかけれません。ですので20題すべて解ききるのは難しいかもしれません。そして毎年何問かは難しい問題、時間のかかる問題も含まれています。

合格点をとるカギとしては、難しい問題、時間がかかりそうな問題にはまらないことです(潔くとばす)。そしてその分を出来そうな問題につぎ込みましょう。グラフの平行移動、対称移動の問題、最大値最小値の問題等、毎年、公式化、パターン化して当てはめると時間がかなり節約できる問題があります。これをいくつ覚えて入試に挑めるかが合否を分けるでしょう。

国語については、都立の問題、国語はこれがでる! 英語については、都立の問題、英語はこれがでる! を参照してください。

遺伝の理解は難しい?遺伝について

こんにちは、新宿看護アカデミーです。

今回は生物の「遺伝」について。多くの受験生が、遺伝の不完全優性、検定交雑、組み換え価などで難儀していると思います。分かるのが難しいと感じる方も多い所ですので、

新宿看護アカデミーでは夏期講習で15時間(3時間×5日間)、遺伝について理解を深めます。

特に苦手な方がいましたら受講をおすすめ致します。(受講希望の方は資料請求のページより夏期講習案内を希望するとして下さい。7月25日~の講座ですのでお急ぎの方は03-5332-7501までご連絡下さい。)

看護医療入試、面接でNGな行動・服装とは

こんにちは、新宿看護アカデミーです。面接は看護大学では7~8割、また看護専門学校ではほぼどこの学校でも行われます。まず面接でのNG行動について。まずやってはいけないのが、面接の際の待合室ではしゃべらないこと。同じ学校や塾・予備校の生徒などと面接会場で一緒になったりしたときは心も緩みしゃべってしまいがちですので注意しましょう。(おしゃべりな友達がいる場合は前もって言っておくのも手です。)

服装については面接の時は社会人の方はスーツもしくはフォーマルな格好が無難です。高校生は高校の制服で構いません。やはり面接に来たわけですから、それなりの格好で行きましょう。面接官も人間ですから、外見より中身が大事だとは思っていてもやはり印象がいいのは、「面接という場にきました」という格好です。

学科試験の際の服装はおおむねそこまでかしこまる必要はありません。(ただしいくつかの学校では学科の際に服装、髪型も評価項目に入れていますので注意です!)

夏の間にこれだけはやっておこう

こんにちは、新宿看護アカデミーです。在校生の方にもよく夏の期間は時間があるのですが、何をしたらいいですか?と聞かれることがあるので、今回は夏の間の学習について書きます。

看護医療系学校を目指されている方はみなさん(高校生、個人で学習されている方、予備校・塾に通われている方、社会人の方など)さまざまですが、割と夏はまとまって時間が取れるのではないかと思います。

基礎が不十分ならそれの総復習、また苦手な分野があれば克服するチャンスです。時間がまとまってとれるのはいいことですが、科目ごとの時間配分などうまく何をどう進めればいいかわからない人は一度紙に書いてみて、科目ごとにスケジュールを立てて進めましょう。

どの予備校・塾、個人の方でも秋からは過去問を徐々に始めると思います。そのためにもやはり、基本事項の理解が出来ているか夏の間によく見つめ直してみましょう!

※夏期は多くの看護系大学、専門学校で説明会やオープンキャンパスがありますので参加してみましょう。

AO入試は受けるべき?

こんにちは、新宿看護アカデミーです。

看護医療系受験にあたって、入試形態は一般入試、(公募)推薦入試、社会人入試、AO入試(自己推薦入試)とあります。今回はAO入試について、どんなものか、受けるべきなのかについてです。

AO入試(自己推薦入試)とは、受験者の人物像を重視し、学校側の求めている人物像に近いかどうかで合否を決める入試です。試験科目は面接、志望理由書、小論文等で行われれますが、学校側の求める人物像に合致しているか多面的にみるためにオープンキャンパスでの面談、セミナー受講、レポート作成なども併せて実施する学校もあります。

受けるべきかどうかについて・・・

AO入試(自己推薦入試)は、公募推薦入試と違い高校からの推薦(つまり高校で一定の成績を収めておく必要がある)が必要なく、また一般入試のような学科試験もないため出願、受験はしやすいですが入試倍率はその分高い傾向にあります。合否の基準も学校側の求めている人物像に合致するかどうかですから、AO入試だけをあてにするのは難しいといえます。