みなさん、こんにちは。新宿看護アカデミーです。今回は、生物についてです。「生物Ⅰ」を学んできた人向けの記事です。3年前まで(旧課程)は高校の学習指導要領では生物の教科は、「生物Ⅰ」と「生物Ⅱ」という科目に分かれていました。その後、新課程になり生物の教科は、「生物基礎」と「生物」という科目になりました。他の教科の化学、物理等でも科目の名称が変わりました。さて、受験に際してですが、「生物基礎」、「生物」を学んできた方は特に問題ないですが、今まで「生物Ⅰ」、「生物Ⅱ」で学んできた人は注意が必要です。それは旧課程の「生物Ⅰ」、「生物Ⅱ」と新課程の「生物基礎」、「生物」では内容が違うからです。
生物基礎と生物Ⅰの違いは学習指導要領等見てもいまいち分かりづらいと思います。
実際の入試の実感として大きく変わった所は
・バイオーム(植生)が新たに入ってきた
・DNA関連の問題がより深くなった
・遺伝の法則の難しいところ(交雑実験等)がなくなった
です。
単位数も生物Ⅰが3単位だったのが、生物基礎では2単位になりました。
難易度としても生物Ⅰより生物基礎の方がやや優しく取り組めると思います。
また新課程の生物基礎でも旧課程の生物Ⅰから出題されることもありますが、授業ではそういった点も対応しながら進めています。