こんにちは、新宿看護アカデミーです。今回は過去問や入試対策について書きます。みなさん受験する際には、前年度の問題(過去問)は気になると思います。学校によっては、毎年、出題傾向が似ているところもありますし、また過去問を見ることで本番のテストのペース配分を想定できる等のメリットがあります。それはそれでいいのですが、注意点は、過去問に頼りすぎないこと、過信しないことです。過去問と同じ問題はほぼ出ませんので、過去問だけ万全にやっていても合格点には届きません。これはどの学校についても言えることです。都立看護専門学校、数学を例にすると、毎年45分で20問は決まっています。(ここ10数年一緒ですが、今年の受験でも同じとは限りません。)20問のうち、8問程度が2次関数の範囲、6問程度が三角比の範囲から出題されています。それは変わらないのですが、二次関数や三角比の問題といっても様々な問題があり、昨年と同じものはほとんど見受けられません。
大事なのは、過去問を見てペース配分と問題形式や出題範囲のだいたいの雰囲気をつかめればいい、ということです。
また、基礎がしっかり押さえてあれば、たとえ過去問をやっていなかったとして十分に合格点は取れます。
また学校によっては出題者が変わったりして急に問題形式が変わることもありますし、新設校に至っては過去問はありません。過去問が非公表となっている学校もあります(その場合、過去の受験生がいれば、だいたいのペース配分、出題傾向を聞きますが)。
いずれにしても、基礎をしっかり固めてまんべんなく問題をこなしておくことが合格のための必要条件だと思います。